多文化共生プロジェクト2010
< 夏の夜の夢 >
今年で3年目を迎える可児市文化創造センターの「多文化共生のための演劇プロジェクト」。第三弾はシェイクスピアの『夏の夜の夢』を下敷きに、多様な国から来た人々が描いた夢、かなえられなかった夢など、それぞれの人生の一端を切り取り、ダンス、音楽、映像を織り交ぜてお届けします。
7カ国から30名が参加するドキュメンタリー演劇『夏の夜の夢』を、どうぞお楽しみ下さい!
● 日時 : 2010年7月25日(日) ★11時30分と★14時30分に開演
● 場所 : 岐阜県 可児市文化創造センター(アーラ) 小劇場
● 入場無料
● キャスト : 可児市および近郊に住む7カ国30名の有志
● スタッフ
構成・演出:田室 寿見子
振付・演出補:山田 珠実
演出助手:前嶋 のの
映像:伏木 啓
音楽:片岡 祐介
2008年からの経済危機で多くの外国人労働者が日本を離れ、可児市の外国人人口も激減しました。しかし、このプロジェクトでは外国人はもちろんのこと、 今年はゲイ・レズビアン、性同一性障害者、知的障害者など、まさに多様な文化を持ったマイノリティの人々が参加しています。
彼らの多様性を生かした演劇作品を作ることで、すべてのマイノリティが軽んじられることなく、「違い」が創造性の源泉として活用される多文化共生社会の発展を目指します。